この燃焼試験設備はISO 1716-2002規格に適合し,弾式熱量計において建築製品の一定体積下での燃焼熱を測定し,総燃焼熱と純燃焼熱を含む。
ISO 1716建築材料燃焼試験装置は,制御された条件下で建築材料の総燃焼熱を測定するための精密熱量測定装置である。弾性熱量計装置を用いて,酸素富化環境中でサンプルを燃焼し,熱力学測定によって総熱量放出のデータを捕捉する。この設備は材料の熱値を評価する上で極めて重要であり,消防安全評価のために重要なデータを提供し,材料が国際消防性能基準に適合することを確保する。
従順:ISO 1716-2002「建築材料と製品の耐火試験反応−燃焼熱の測定」。EN 1716/NFPA 259/DIN 4102-1/ASTM E1354
1.総燃焼熱:0.01 MJ/kg~30 MJ/kg
2.燃焼熱値繰り返し性偏差:動的≦0.1%
3.温度測定範囲:0〜50℃
4.温度分解能:0.0001℃,PT 100センサー使用
5.酸素弾容積300 ml。質量は3.2 kg。
6.内筒容積:2200 ml
7.酸素爆弾の酸素充填圧力は0〜3.5 Mpaで,空気漏れ現象はない。
8.耐酸弾圧力:≥21 Mpa水圧。
9.攪拌電力:3 W。
10.内筒攪拌速度:375 r/min。
11.電源:交流185 ~ 245 V。
12.点火回路:電圧は12 V,調整可能電流は100 mA,点火線は直径0.1 mmの針金である。