可燃性試験機は,45°方向に表面を点火することにより,各種織物及びその製品の可燃性性能を試験し,燃焼性能を等級化するのに適している。
45度可燃性試験器は,試料を45度の角度で配置し,制御された点火源に暴露することによって材料の可燃性特性を評価するための専用装置である。この試験は点火時間,火炎の延焼速度,燃焼特性などのパラメータを測定し,材料の傾斜条件下での燃焼性データを提供する。
従順:16 CFR 1610-2008「服装織物の可燃性基準」,3.主な性能パラメータ:
1.試験箱:内部寸法は高さ350 mm,幅370 mm,奥行き220 mm。上部には直径12.7 mmの通気孔が12個ある。正面はガラス観察窓,
2.試験ラック:試験ラックを45°傾斜させ,試料の厚さに応じて火炎前部に対する相対位置を調整することができ,
3.サンプルクリップ:2.0 mm厚のU型鋼板2枚からなり,内枠寸法は152 mm*38 mmである。サンプルは2枚のプレートの中間に固定され,両側はクランプでクランプされている。
4.燃焼器:41/2号注射針からなる,
5.燃料ガス:ブタン(化学純)
6.マーキングライン:白色木綿光沢ミシン糸(11.7 tex*3)
7.ハンマー:重量30 kg,
8.タイマ:0 ~ 99.99 s/m自動タイミング,
9.ブラシ毛装置を備える,
10.流量計:回転子流量計,
11.ニードルバルブ:火炎の高さを調節する,
12.火炎測定スケール:燃焼器の火炎高さを測定し,精度は1 mmである,火炎高さ16 mm
13.点火器:高圧自動点火。